世代感覚

昨日、なんとなくゲオでフィッシュマンズ「Neo Yankees’Holiday」を借りた。
オリジナル盤リリースは93年。
フィッシュマンズのアルバムを聴くのは初めてだが、一聴して懐かしさを感じた。
小沢健二サニーデイ・サービスを聴くのと同じ感覚になる。
たぶんどこかで聴いたであろう記憶が甦ったのか、ステレオから流れてきた音が「90年代の音」だからなのか。
90年代はどんな時代だったかということについては、80年代以前ほどまだ整理されていない。時々当時活躍した人達(今もだいたい現役、最近では元サニーデイの曽我部のインタビューが印象に残る)が懐かしまじりに語るのを雑誌等で見かけたりはするけど、あくまで懐かし「まじり」である。記憶の風化による「当時の評価」には至っていない。
だが、90年代に思春期を送った人にだけ感じる共通項としての何かに反応したような気がする。こういうとき、自分も「世代の構成員」なんだなぁと思う。
Neo Yankees’Holiday