こち亀

 以前、実家に帰った時ふと思い立って、いつからこち亀こちら葛飾区亀有公園前派出所)を発売日に買っているか(初版購入)を調べてみると、42巻からだった。小学生中学年ぐらいだと思う。以来、100巻あたりまでかかさず買っていた。こちら葛飾区亀有公園前派出所 64 (ジャンプコミックス)
 上京するさいも、参考になればと思って下町勤務シリーズが収録されている64巻等数冊持っていった。今もたまに読んでいる。
 50〜80巻あたりは、今読んでも全然おもしろい。当時はアニメ化するなど夢にも思われなかった頃なので、テレビアニメ版には感情移入できない。個人的には、100巻以降のこち亀やアニメ版は別物である。作品自体がすでに懐古の対象になってしまっているのは少し悲しい。
 また、「両さんと歩く下町―『こち亀』の扉絵で綴る東京情景」秋本治 集英社新書 も読んだが、文章が読みづらくてやめてしまった。でも、この扉絵集を見るだけでも価値があると思う。