パット・メセニー・グループLIVE 東京国際フォーラム

 約5年ぶりにPMGの公演見ました。前回は大阪でしたが今回は東京。仕事定時であがってすぐ電車に飛び乗り、軽く飯食ってたら開演5分前に到着。前列14列目。近い!オークションで高値で競り落としてよかった。
 19:10頃メセニー登場。会場は大興奮。シーケンスがBGMのように流れる中、アコースティックギターを奏で始める。サポートメンバーが会場通路から登場。ライル・メイズらは幕間から。全員揃って「THE WAY UP」がスタート。
 なにしろアルバム一枚まるまる一曲の組曲形式。気が抜けない。パットもエレアコギターシンセに愛器ES335を展開に合わせて頻繁に変える。PAや照明も展開についていけてない感じ(友人が言うには大阪でもそうだったらしい)。
 アントニオ・サンチェスのドラムがすごい。グルーヴ感に陶酔。五月雨のようなライドと怒涛のバスドラ。パットやライルらとの相性もバッチリ。いつもは静かな(?)スティーヴ・ロドビーも超駆け足ウォーキングベースを魅せる。(リチャード・ボナの代わり?)グレゴリー・マレットのハーモニカも鳥肌モンでした。。。ライルは、、、今更言うまでもありません。この人抜きでPMGは語れませんです。
 1時間を越えるTHE WAY UP演奏終了後、割れんばかりの歓声とスタンディングオベーション。そして鳴り止まない拍手のなか、MCを挟んで第二部スタート。パットとアントニオのデュオ、ロドビーを加えたトリオ、そしてライルを加え、、、と過去の名曲をアレンジして聞かせていく。曲が終わるごとに大歓声。そして中盤から佳境へ。人気曲「Are You Going With Me?」では、パットのピカソギターが冴えわたる!この不思議なギターはおそらくイマジナリーデイ一枚きりと思ってました。すいません。あの時より断然上手くなってます。そして「LastTrainHome」。いい曲だ。ラストのミヌアノまで一気に突っ走る。大歓声と(おそらく全員)スタンディングオベーション!パットのカタコトの「ドウモアリガト!」が響き渡る。アンコールは一曲だけというのがちょい残念だった。
 こんな感じで大満足のライヴでした。有楽町駅からすぐなので帰りも楽でよかったです。
THE WAY UP