2005-05-08 J・L・ゴダール新作の報 映画 エレニの旅の上映前CMでゴダール監督の新作に関する宣伝が流れた。今度はサラエヴォを舞台にした作品らしい。タイトルは「アワー・ミュージック」。原題はNotre Musique。 サラエヴォが舞台と聞いて、U2の「MISS SARAJEVO」を思い出した。やはり同じように、内戦の悲劇を描くのだろう。予告編を見た限りでは、ゴダール流の辛らつな告発と映像文法を駆使していた「愛の世紀」のようなタッチだった。 ゴダール学の権威、蓮實重彦大教授はじめ、各界のインテリゲンチャの皆様も激賞しているらしい今作品。「愛の世紀」同様、東京はシャンテシネのみで公開予定。