子供の描き方についてふと思った

 余談だが、「挽歌」を見て(本編以外で)一番印象に残ったことは、桂木の子くみ子の存在が事実上ほとんど無視されていることである。
 あき子は子供の行く末より命を絶つことを選び、上京が決まった桂木は結局札幌の親戚の家に預けてしまう。子供が物語にアクセントを与えることは結局最後までない。
 もし現在リメイクするとすれば、おそらく子供は登場させないのでないか。