2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

All About My Mother

平成16年12月20日に書いた感想を微修正 「All About My Mother」ではなく、「All About Every Woman」のタイトルのほうがよかったのではないか。そう思えるほど登場する人物それぞれのキャラクターが立っていたし、物語の主題もそこにあったように思う。 特…

日本最高齢映画監督93歳新藤兼人氏、今も22歳の感覚 インタビュー

日本最高齢の映画監督で22日に93歳を迎える新藤兼人氏がインタビューに応じた。年を重ねれば重ねるほど別れは増え、孤独感は増すもの。そんなとき、母親や最愛の妻だった故・乙羽信子さんの在りし日を思い出せば寂しさはないと言う。明治、大正、昭和、…

マッスルブラザーズ

雨上がり決死隊の宮迫とFUJIWARAの原西が「怒濤のくるくるシアター」という関西ローカルの深夜番組で組んでいたユニットの名前。二人とも今と芸風はほとんど変わらない。おもしろかった。

横山ノックと島田紳助

お笑い外で世間を騒がしたという点で似たもの同士(?)の二人ですが、紳助が司会でのゲストノックへの絡みっぷりというかイジメっぷりは、もうめちゃめちゃ面白かったです。 興に乗ってきた紳助の畳み掛けるようないじりっぷりは、毒舌芸人の最高峰。若手で…

日曜の昼はルパン三世だった

小中学校時の日曜の昼に、京都では昼に1時間ルパンをやっていた(セカンド・シリーズ)。 母親の作る昼飯をほおばりながら、テレビ1台しかなかった頃は、新婚さんいらっしゃい!見せろのプレッシャーをはねのけながら、チャンネルを10チャン(読売テレビ…

第2回勉強会

新宿歌舞伎町ルノアール2Fの会議室を借りて勉強会開催。参加者17名。各自作成のレジメをもとに討論形式で行う。 初対面の人がほとんどだったので、緊張して(?)つい喋りまくってしまう。ふむむ、悪い癖が出てしまった。。。でも、相手の引き出し方がすごく…

大阪市厚遇問題に寄せて

大阪市はあまりに常識はずれな職員厚遇を行う反面、新規採用はとことん抑制している。大阪のために働きたいと願った公務員試験受験者も、国の官庁や東京都庁、周辺都市に流出していった。新陳代謝を拒み、既得権を優先し、「民の街」という幻想を隠れ蓑に不…

昨年度の仕事におけるつぶやきの変遷

前半→「それ、俺ですか!?」 中盤→「また、俺ですか!?」 終盤→「どうせ俺でしょ。。。」

雇用・能力開発機構の決算書を読む

今回の記事に興味を持ったので、雇用・能力開発機構の平成14年度と平成15年度における貸借対照表を比較してみた。 民間のそれと比べて、簡素で必要最低限の情報だけを掲載している。5W1Hがほぼ無視された財務諸表である。これで情報公開といえるのか、と…

年収1億なのに維持費21億…京都の「私のしごと館」

毎度お決まりの特殊法人の税金垂れ流し記事。収入の20倍の約21億円が維持管理費に達するというのは、95%が補助金で成り立っているということである。 所管である雇用・能力開発機構の平成15年度決算における経常収益に占める補助金の割合(政府交付金等…

馬鹿が止まらない

俺にとってのホリケンとは堀井憲一郎のことである。まぁあっちのホリケンも好きだけど、こっちのホリケンのほうが軽妙洒脱にしてユーモアセンス抜群なのである。 タイトルどおり、ホリケンの馬鹿は止まることをしらない。嗚呼愛すべき自意識過剰の一人相撲。…

歓送迎会

新宿西口、月の雫で課の歓送迎会。今までお世話になった人とこれからお世話になる人。出会いと別れが人生なんですよね。酔った上司から、俺にまつわるいろいろな話を聞く。ふむむ、そうかそうだったのか。なんにしても、それなりの評価はしていただけてるの…

今後公開される見たい作品

エレニの旅(監督テオ・アンゲロプロス) A 4/29〜 ベルリン、僕らの革命 A 4/29〜 真夜中の弥次さん喜多さん B 公開中 バッド・エデュケーション(監督ペドロ・アルモドバル) B 公開中 さよなら、さよならハリウッド(監督ウディ・アレン) A 4/23〜 ミリオン…

金融迷走の10年 危機はなぜ防げなかったのか

日経新聞記者団によるバブル崩壊を取り上げた一冊だが、「検証バブル 犯意なき過ち」とは違い、こちらは金融政策を重点的に取り上げており、いわゆる通史という向きではない。専門用語や金融技術も頻繁に登場するので、自分のような経済学の素人には少しとっ…

私的渋谷映画館ランキング

第一位:シネセゾン渋谷 天井が高い、スクリーンが大きい、椅子(ソファ)が柔らかい、売店が充実している、係員の物腰がいい、駅から近い。たくさん映画館のある渋谷でも総合ランキング第一位。 第二位:シブヤ・シネマ・ソサエティ ソファがとにかく柔らかく…

検証バブル 犯意なき過ち 日本経済新聞社編

日本経済新聞社によるバブル通史。時系列に沿って、あの時何が起こり、誰がどういう状況で何を決断したかを検証する。挿入される当時の関係者のインタビューが秀逸。 わずか数時間で決着したプラザ合意が、その後の日本経済の舵取りに決定的な影響を与え、企…

コーヒー&シガレッツ

久々にジム・ジャームッシュ監督の作品を見た。「10ミニッツ・オールダー」以来である。今回は、ジャームッシュが今まで撮り貯めた、カフェでコーヒーとタバコを楽しむ人々の小噺を集めた作品集。癒しの映画だ。売店でコーヒーとコーヒー味のバームクーヘン…

偶然の一曲 「Slip Away」

昨日、目黒の珈琲屋で憩っていると、不意にスピーカーから聞き覚えのある曲が。なんとパット・メセニー・グループの名曲「SlipAway」ではないですか。アルバム「Letter From Home」に収録されてるが、ライブでも一度も演奏されたことのない(というか公式ラ…

関西人が語る関西のこと

関西人が、いわゆる「関西ノリ」を好きではない人が意外に多いことを体験的に知っている。関西人が関西を語るとき、たいてい東京や標準語という概念をフィルタリングして組み立てられたものである。特に20代は顕著である。浮世絵文化を外国からの評価軸を通…

昭和の香りを感じて

昭和初期の街や家の雰囲気が好きで、こうした作品には愛着があります。今のようなコンクリート造りのアパートに住む身としては、日本家屋での冬を越せるとはとても思えませんし、不便な生活には我慢ならないでしょうが、見る分には「気分」に浸れます。こう…

トップセンターの思い出

近所にトップセンターという、大きな敷地に小売店が軒を連ねた市場があった。今でいうモールのようなものだが、そんな大層なものではない。昭和の匂いが非常に色濃い空間だった。 市場内は天井は高いが薄暗く、便所が汚かった。虫除け灯が不気味に青白く光っ…

漫画的

漫画をしばらく読んだこともないしたり顔の学者や記者が時々使う表現。

間接的ながらバブル体験

バブル経済に触れた本を読むと、必ず「あの頃は日本中がバブルに浮かれていた」と語られる。冗談ではない。日本経済新聞からしか経済を語れない人々の妄想である。 我が家にバブルの恩恵は全くなかったし、集合住宅に住む多くの友達のところも同様だった。か…

お花見

昨日天気がよかったので昼ごはんを新宿中央公園で食べた。桜があまりに見事だったので、その場のノリで夜桜花見をすることになった。何人か誘ったが、金曜なのと年度始めで忙しいということもあって、結局夜桜見物できたのは3人。ちと寂しい。隣は20人強の…

高級・安売り志向の二極化は進んでいるのか

大手スーパー2強のヨーカ堂とイオンが、それぞれ過去最高益を出しながら、本業は不振だった。その原因は、行き過ぎた安売りと専門店の登場による総合スーパー(GMS)の低迷にある(4/8毎日新聞)。 一昔前に非難混じりに騒がれたヴィトンのバックとユニ…

薬害エイズ

ゴー宣世代にとって、薬害エイズ事件は90年代におけるエポックメイキングな事件であったといえる。伏魔殿である省庁と官僚組織の腐敗と事なかれ主義が、権限の巨大さゆえに未曾有の大惨事を誘発することに衝撃を受けた。そして、行政の不作為について根本的…

文庫1購入

マルクス・アウレリウス 自省録 岩波文庫 中目黒ブック・オフで購入。衝動買い。ローマ時代のブログだわな。中曽根元首相も同タイトルで自伝本出してるのね。

仕事で目黒に行く。目黒川沿いの桜並木が素晴らしい。見ごろ。ポカポカ陽気で花見日和。ちらほらゴザ広げて宴会中。カメラを持っていなかったのが残念だ。。。

仮想インタビュー その5

・・東京・足立区の踏切事故についてのお考えをお聞かせ下さい 「踏み切りの運営方法の不手際、油断があったことは否定できません。他鉄道会社同様に全面的に機械式を導入する等の再発防止対策は急務です。 ですが、そのためには鉄道高架化の早期実現が不可…

永遠のハバナ

キューバに生きる市井の人々のドキュメントである。キューバというと、真っ先に「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とソンのリズムが思い浮かぶが、この映画はだいぶ趣が違う。登場する人々はあまり笑わない。感情の起伏に乏しい。葉巻を吸わない。子供は…